少し前に、とても読後感の悪い本を読みました。
岩村暢子さんが書いた
『普通の家族がいちばん怖い
徹底調査!破滅する日本の食卓』(新潮社)
という本です。
普通の家族がいちばん怖い―徹底調査!破滅する日本の食卓
まぁ、とにかく最悪な主婦の一面を見せられて
気分が悪くなりました。
クリスマスとお正月と言う二大イベントのみに
焦点を絞り、普通の家族は
どんな風に過ごしているのか?という疑問を
解明しようという内容なのですが。
ひどい。
ひどすぎる。
本の内容もひどいが
本に出てくる主婦はもっとひどい。
どんな主婦が出てくるかと言うと・・・
クリスマスは大好きで
子供たちにサンタを信じさせることと
飾りつけには夢中になるが
クリスマスのディナーは
買って来たもので済ませて作らない。
もしくは自分の両親や夫の両親におごらせる。
そしてクリスマスプレゼントを自分ももらおうとする。
クリスマスで体力も気力も使い果たした主婦は
お正月の準備はいっさいしない。
お飾りもしないし、
お節も作らない。
で、実家や夫の両親の所で過ごすが
みんなで過ごすのではなく、
初売りや福袋に命をかける。
もちろん、お年玉を自分ももらおうとする。
著者はこういう主婦が全体の約半分を占めてると
調査の結果を述べている。
この本の内容については、賛否両論あるが
この本をきっかけにさまざまな意見が
出てくるのはおもしろい。
私が恐ろしいと感じたのは年齢。
30代40代50代の主婦だと言うこと。
けっして20代の若い主婦だけの話ではないと言うこと。
戦後のシアワセボケ世代と言える。
さて、私はどうか?
私中心主義に陥っていないか?
今日からお節の準備を始めた。
お飾りもした。
鏡餅も飾った。
年賀状は25日までに投函した。
家族揃って初詣、お屠蘇、お節、お雑煮。
年末年始の、日本らしい活気に、
クリスマスより断然ワクワクします。
これが普通だと思うのですが・・・。
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