週末に読んだ本。
『
美しき日本の残像』
読後感は、今の日本を、これからの日本をどうしたのものか?
と深く深く考えずにはいられなくなりました。
どんな本かは・・・
『松岡正剛の千夜千冊』にお任せして(笑)。
松岡正剛の千夜千冊 第二百二十一夜 『美しき日本の残像』
今日は著者のアレックス・カーさんが
観光案内を頼まれると連れて行くという「関西七番巡り」の話を少し。
まずは京都駅に着くと、
京都タワー(変なタワー)には目をつぶって
六波羅蜜寺へ。
そこから表具屋の日下さんの所へ。
そして、休憩もかねて今宮神社の横にある「あぶり餅」屋へ。
あぶり餅♪
私も5月に京都へぶらり一人旅をした時に行ったんです。
これこれ↓
アレックス・カーさんの説明を引用させていただくと・・・
『〜場所は少し不便で、その上、雰囲気が寂れているので、
観光客はあまり来ません。
しかし、ここは京都の「通」の大好きなところです。
あぶり餅とは、串に餅をさして、甘い味噌垂れを付けて、
炭で軽く焼いたものです。
がたがたの古い家の中に入って、
畳の部屋に座って、ゆっくりと甘い餅を食べながら、
〜略〜
まるで親戚の家にいるように、疲れと心配事を忘れて、
本当に寛ぎます。
あぶり餅屋は決して派手なところではありません。
畳は古くて黒い。
庭はあまり丁寧に手入れしていないし、
少し「poor」な味さえします。
しかし、今の「金持ち日本」はどこに行っても
お金の臭いが強すぎると思います。
どこも綺麗になり過ぎて、「無菌室」の完璧さになっています。
でも、真っ青な畳、真っ白の木だけが美しいものではありません。〜』
アレックス・カーさんは現代の日本語に良い訳語が
なかなか見つからないからと、「poor」と表現していますが、
私的には、これは「junk」というほうがピッタリな気がします。
もうね、トイレの水なんか流れなくて(笑)
バケツに水を汲んで流したり(かなり焦りました)。
でも、別にいいのよ、それで。
と妙に納得してしまう私がいたのです。
観光客の私が、ここへたどり着けたのは・・・
素敵な出会いがあったからです♪
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今日も読んでくれてありがとう。
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