夏は自転車より電車移動がめっぽう増えます。
そこで、電車でも軽く読めるように
娯楽的作品に手を伸ばしました。
佐伯泰英さんの
陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙
シリーズもので既に22巻まで出ています。
7月19日(木)からは、NHK木曜時代劇
『
陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』が
放送されています。
なかなか人気があるようですね。
小難しくないので、さらっと読めますし、さらっと眠れます(笑)。
けれど読み出すとおもしろくて、既に降りる駅を
2回ほど乗り過ごしてます(苦笑)。
陽炎の辻でのキーワードは、
南鐐二朱銀 と鰻でしょうか。
南鐐二朱銀とは、
江戸時代に流通した銀貨の一種で、
明和9年(1772年)9月に田沼意次の命により創鋳されます。
それまでは江戸では金貨、大阪では銀貨が使われており、
為替レートも日々変動していました。
これを改善するために、金貨2朱に相当する銀貨を発行して、
金貨と銀貨の統一が試されました。
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この南鐐二朱銀をめぐって事件が起きるわけです。
そこで武士から浪人になった主人公・磐音が
両替屋に用心棒として雇われ、
また鰻屋で鰻をさばく仕事もまかされ、
今で言うなら・・・
会社をリストラされたフリーターとでもいいましょうか。
現代ならこういう状況に追い込まれ
自殺してしまう人も多いですが、
磐音は、逆に鰻をさばくがごとく、
人を切り殺していきます。
それも正義のためにといった所が、
勧善懲悪な時代劇なわけで、
ニューヒーローが平成の世に誕生♪した感じ。
でも、いつも相手からも切られたりして
まだまだ成長過程。
あんまり傷が深いと、鰻屋のバイトが出来ないよ(笑)。
居眠り磐音 江戸双紙 公式サイト
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今日も読んでくれてありがとう。
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