5000円札のこの方。
樋口一葉。
実に20年ぶりに読みました。
先日『
プロヴァンスの贈りもの』を読んで、
プロヴァンスブームがあったのが20年前と書きました。
そこから、20年前わたしはどんな本を読んでいたのか?
という疑問が湧いてきまして、
本棚の奥の奥をひっくり返してみたわけです。
そしたら、まぁ、出てくる出てくる。
夏目漱石、芥川龍之介、森鴎外、川端康成・・・近代文学から
源氏物語、枕草子、徒然草、平家物語・・・古典まで
懐かしくて、本棚から引っ張り出してきました。
本の1ペ−ジ1ページにものすごい書き込みがしてあったり、
落書きがしてあったり、手紙がはさまっていたりと・・・
その頃の思い出まで引っ張り出してきたようで
涙がホロホロ流れました。
20年前の私が、20年後の私に何か訴えかけてくるようで
逃げ出したくなる気持ちを堪えて、
「よぉし、読もう!」となったわけです。
最初に手に取ったのが、樋口一葉のたけくらべ。
短いし(笑)。
最初の一文を読んだだけで、ぐぐぐっと作品の世界に
江戸情緒残る下町にトリップしていました。
とにかく、いい!すごく、いい!
日本語の美しさに一葉の才能に感嘆。
一葉の「たけくらべ」
美しい原文と現代文で初心者にオススメ。
原文にはルビまで付いてます♪
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今日も読んでくれてありがとう。
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