月に1度、友達と映画を観ます。
趣味も価値観もまったく違う友達なので
おおいに刺激を受けます。
今日観た映画は
APOCALYPTO(アポカリプト)。
ロナウジーニョ似の(笑)主人公JAGUAR PAWジャガー・パウ
(RUDY YONGBLOOD ルディ・ヤングブラッド)が走りまくる映画です。
時代設定は、マヤ文明崩壊前夜。
失われた文明の歴史を紐解くようなのを期待すると・・・
肩透かしにあうでしょう。
これは純粋に娯楽映画として楽しむ系。
当然、古代文明とか好きな私はこれで終わり?みたいな感覚。
完全に娯楽として映画を楽しむ友達は大満足。
歴史に学ぶことはたくさんあります。
マヤ文明が何故滅びたのか?
これは明らかに、大量消費、大量生産、
「もっともっと」という人間の欲望が引き起こしたもの。
マヤ文明は、神殿などを建造するために、
生石灰のセメントを作ります。
その石灰1トン作るのに、熱帯雨林5トンを消費したのです。
こういう大規模な森林伐採がさまざまな現象を引き起こしました。
森を大切にしない文明は滅びるのです。
マヤ文明は現在の
メキシコ・
グアテマラ・
エルサルバドル・
ホンジュラス・ベリーズ
あたりの話ですが、
現代は地球規模でマヤ文明滅亡前夜のような状態です。
マヤ文明が滅びて・・・
(1697年最も遅くまで自立を保っていたタヤサルが陥落、
マヤ圏全域がスペイン領に併合されたのを滅亡とすると)
310年。
熱帯雨林がなくなった大地は、300年経って再生されました。
森林のサイクルと人類が消費するサイクルが狂うと、
人類は自ら破滅へと向かうのかもしれません。
7月14日〜9月24日まで展示される
インカ・マヤ・アステカ展はとっても楽しみ♪
NHKスペシャルも見逃せません!
APOCALYPTO(アポカリプト)とは、
ギリシャ語で「新たな始まり」という意味。
人はいつでも新たな1歩を踏み出せると思います。
どんな1歩を踏み出しますか?
読んでくれてありがとう。
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