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2008.06.09 Monday
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国連人間環境会議 1972年6月に世界113ヶ国の代表が参加して、 ストックホルム(スウェーデン)で開催された環境問題についての 最初の世界的なハイレベル政府間会合。 会議のテーマは“かけがえのない地球 Only One Earth ”。 環境問題が地球規模、人類共通の課題になってきました。 また、26項目の原則からなる「人間環境宣言」 および109の勧告からなる「世界環境行動計画」は、 同年に発表されたローマクラブによるレポート「成長の限界」 とともに、その後の世界の環境保全に大きな影響を与え、 ユネスコ総会での 「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」 (世界遺産条約)採択(1972年11月)や 「国連環境計画(UNEP)」設立(1972年12月) の契機にもなりました。 一方で、開発が環境汚染や自然破壊を 引き起こすことを強調する先進国と、 未開発・貧困などが最も重要な人間環境の 問題であると主張する開発途上国とが 鋭く対立(南北問題)する結果にもなりました。 |
環境基本法 これまでの公害対策基本法、自然環境保全法では、 対応に限界があるとの認識から、 地球化時代の環境政策の新たな枠組を示す基本的な法律として、 1993年に制定されました。環境省所管。 基本理念としては、 (1)環境の恵沢の享受と継承等 (2)環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築等 (3)国際的協調による地球環境保全の積極的推進 が掲げられています。 この他、国、地方公共団体、事業者、国民の責務を明らかにし、 環境保全に関する施策 (環境基本計画、環境基準、公害防止計画、経済的措置など) が順次規定されています。 |
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