昨日、雪か霙が東京で降ったそうで。
映画を観終わって出てくると灰色の雲に覆われていました。
外を行き交う人の息も白く、映画を観ていた間に
東京からどこかへタイムトリップしたのかと思うほどでした。
2時間以上の長編映画でしたが、見応えたっぷりで居眠りする暇もありません。
大人が楽しめる映画です。
ブラックブック
史実に基いて作られているので、いくつかのキーワードを知っていると楽しめます。
また、知らなくても知るきっかけになることが大事だと思います。
ユダヤ人の歴史的背景や第二次世界大戦のヨーロッパでの戦況。
レジスタンス、親衛隊保安部・SS保安諜報部、ヴィルヘルミナ女王、ナチス、
キブツ、スエズ危機、オランダ、ドイツ、イスラエルなどなど。
そんなキーワードの中でも、映画の中で、最初は密かな楽しみとして、
次は疑念を抱くきっかけとして、最後は命を救うものとして、
印象的に登場するのが、
キャドバリーのチョコレートです。
日本ではあまりメジャーなチョコレートではないかもしれません。
いつも行くスーパーマーケットにあったので今回初めて買ってみました。
あぁ、この味なのか・・・
戦争が終わると味わえる甘い味。
苦しみの果てに人間が求める味はチョコレートなのかもしれません。
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